2015/02/10

FBからの転載記事:村上春樹が作る草食系ことわざ


『ノルウェイの森  http://amzn.to/1FrU2vj 』や『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド  http://amzn.to/1ARcOxa 』などの代表作で知られる西宮市出身の小説家・村上春樹さん。

ノーベル文学賞の最有力候補に毎年挙げられ話題になったり、出版物がどれもベストセラーになるなど、まさに日本を代表する小説家の一人。

偉大な小説家に、どんなことでも質問できてしまえる期間限定のサイト『村上さんのところ  http://www.welluneednt.com/ 』が人気を博しています。
質問自体の募集は、既に締め切られていますが、今までの質問やそれに対する回答が見られるのでお時間ある方はぜひご一読ください。

さて、読者から寄せられるありとあらゆる質問に丁寧に、時には適当に回答している村上さんですが、その中に見つけましたよ!こ・と・わ・ざ!
しかも村上さんが創作しているので、ここで紹介したいと思います。



質問:
村上春樹さん、初めまして、よろしくお願いします。
「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがありますが、最後まで大海を知らずに過ごせるのならば凄く幸せなことなのではないかと思います。
上を見ればきりがありませんし、幸せは周囲との相対的比較で感じる部分も多いと思います。
そこで「井の中の蛙大海を知らずに大満足」という今の時代に合う草食系ことわざを発表するので、春樹さんも1つ草食系ことわざを発表していただけないでしょうか? 
(国吉、男性、36歳)

回答:
僕はこのことわざを聞いていつも思うんですが、カエルって、淡水の生き物ですよね。
海を見たってどうしようもないじゃないですか。
「ああ、海だ海だ」と思って、そこに住めるわけじゃなし。琵琶湖ならともかくね。
僕がカエルだったら、「うみ? しらねえよ、そんなもん」と開き直りますが。
「モービー・ディック、井の中を知らず」というのはどうでしょう? 意味ないか。
「それがどないしたんや? おまえけんか売っとんのか」とモービーに言われそうです。モービーってちょっと清原に似ているかも。

村上春樹拝

私なんかは村上さんのことが大好きで仕方ないので、どんな回答も面白く読めてしまうのですが、読む人によっては「憎たらしい!」なんて感想を持つ人もいるようで。そんなちょっとシニカルな回答がとても読んでて癒されるのですが、みなさんはどうでしたか?
それにしてもモービー・ディック、井の中を知らずっていいですね。
モービー・ディックとは1851年に発表されたハーマン・メルヴィルの長編小説『白鯨  http://amzn.to/1zEwRxb 』のこと。
クジラはそりゃ井戸の中なんて知る由もないし、どうでもいいでうしょね。面白いと思います。
ことわざ検定に出題しちゃおうかな。。。

村上さんの小説の人気の理由は、まさに百聞は一見し如かず!読んでみるべし!
http://amzn.to/1DVISOg