2012/07/20

資格マニア鈴木秀明さんインタビュー・挑戦し続ける資格道!

資格マニアの鈴木秀明先生へのインタビューを敢行しました。
資格を取る面白さから、ことわざ検定の魅力までいろいろとお聞きしちゃいました。



鈴木秀明

All About 「資格」ガイド。198184日富山県生まれ。東京大学理学部卒。東京大学公共政策大学院修了。取得資格は行政書士、中小企業診断士、証券アナリスト、宅建、FP1級をはじめとして約270個。「資格アドバイザー」「ライセンスアセッサー」として雑誌・ラジオ・テレビなどへのメディア出演実績は80件以上。ジャンルや実用性の有無を問わず幅広い資格・検定を取りまくるのが趣味というか日課で、ほぼ毎週何かしら試験を受けている。



-よろしくお願いします!早速なんですけど、鈴木先生のこと色々と聞かせてほしいんですが、資格マニアへの道は何がきっかけだったんですか?
「大学時代に大学生協の学生委員会というサークル的な組織に属していたんです。その中で広報紙を発行していました。基本はもちろん大学生協の広報的な内容なんですけど、コラムコーナーで『資格道』っていう『みんなで資格をとろうよ!』というような企画を担当したのがきっかけですね。」

-コーナーの最初の資格は何だったんですか?
「記事としての1発目はワープロ検定ですね。」

-ワープロ検定!なかなかマニアックなスタートですね(笑)
というのも広報誌の原稿締め切りを考慮するとそれしかなかったていう単純な理由なんですけどね(笑)。それまでにも英検4級や漢字検定3級、2級、準1級を取ったりしていたんですが、それは資格道外伝ていうような位置づけですかね。それで、その後も3週連続で秘書検定簿記検定CG検定それぞれ2級を受けました。」

-もちろんすべて合格?
「簿記2級は落ちましたね(笑)。」

-先生も落ちちゃうんですね!なんだか親近感が湧きます。
「いろいろあって3回目で合格したんですよ。で、最初は広報紙作り(冊子編集)が楽しくてやっていたんですが、徐々に資格取得自体にのめり込んでいくようになって。大学2年から毎月のように受検して、4年生の時点でなんだかんだで3040個ぐらいの資格を取得していました。

-その後は更に資格道を。
「公務員になろうと考えてたんですけど、落ちちゃいまして(笑)就活なんかも全然やってなかったので、やばいなと思ってたんですけど、その時に丁度、東京大学公共政策大学院東京大学法科大学院が開校するっていうラッキーな状況に巡り合えて、新設の大学院だったので、初年度だけ入試の時期がちょっと遅くて、公務員試験の結果が出た後からでも出願にぎりぎり間に合ったんですよ。なので卒業後は、東京大学公共政策大学院の1期生になりました。大学院では1年で粗方単位を取ったので、2年は結構暇になって、色々と資格取りまくってましたね。」

-ラッキーですけど、簡単に大学院に入れちゃうんですからすごいですね。
公務員試験の為に結構勉強してましたしね。ラッキーなんですよ(笑)。」

-資格取りまくってたってことは、もうマニアの間では有名になってたんですか?
「大学院2年の時にカットシステムさんから書籍を出したりしたんです。大学院内では『鈴木は授業に出ないで本とか出してるらしいぞ!』って有名にはなってたみたいですけどね。その頃になると公務員はもういいやって思い始めてきて、就職も、さっさと決めてどんどん資格取ろうって思ってました。」

-資格メインの人生じゃないですか!資格取得にのめり込んで、経済的に凄い負担だったんじゃないですか?
「経済的な負担という意味では大学3・4年のころは余り感じなかったですけど、大学院の時はその2倍ぐらい資格試験を受けてたので、きつかったですね。借金までして受検してましたから(笑)」

-借金!?
全日空大学生向けクレジットカードを持ってたんですけど、そのキャッシング枠を限界ギリギリまで使って受検料を捻出するという(笑)」

-そんな辛い日々が有って今の先生があるんですね。
「大学院出て、AllAboutのガイドになったことも大きいんですよ。資格アドバイザーやキャリアコンサルタントの実績もない22、23ぐらいの若造に取材のお話がたくさん来るんですから。」

-そんな資格アドバイザーの鈴木先生からおすすめする資格とかありますか?
中小企業診断士っていう資格は、実は意外と資格マニアにとっては受かりやすい資格なんですよ。」

-すごい難しそうですけど・・・。
「試験範囲はすごい広いんですけど、他の資格の例えば簿記だったりっていう知識が流用できるんですよ。僕は中小企業診断士のほとんどの試験科目の知識は既にいろんな資格試験を通して勉強してた上に、経済学などは大学院でも学んでましたから、多分僕ほど勉強しないで受かった奴はいないんじゃないかって思います(笑)」

-それって資格を取るためのコツみたいですよね。
「そうなんです。遠回りに一見見えるんですけど、実は一番近道かもっていう。ことわざ検定も漢検や語彙読解力検定と絡めることができますしね。」

-なるほどぉ。他におすすめは?
インテリアコーディネーターなんかも資格マニア向けです。茶道文化検定の知識が意外と使えたりね。茶室の構造についての問題が出たりするんですよ。あとはマンション管理士カラーコーディネーターの資格が活かされたりする部分もありますしね。」

-現在の鈴木先生を取り巻く環境は、思い描いた通りに来てるんじゃないかなって思うんですけど。
「どうせ何かを極めるなら、資格っていうジャンルを極めようと思ったことはよかったなとは、思いますね。様々な分野の知識や技能が身に付くので、色んな生き方を選ぶことができると思いますし。ひとくちに資格と言っても山ほど種類があるので、挑戦し続けられるのもいい点ですしね。」

-けどこんなにたくさん(取材当時で250以上の資格を取得)試験を受けていると、何かハプニングとかって有ったんじゃないですか?
「一度詐欺に引っかかったことはありますね!」

-詐欺!?
「試験会場の外に変な業者がいて、試験の詳細な結果通知を受け取るためにはここで1000円払って申請してねとか何とか言ってて、実際結構な数の受検者が手続きしてて。で試験会場に入ると試験監督が『外に変な人が居ますけど、うちとは関係ないですからねぇ』って言われて。今思えばなんであんなのに引っかかったのかなと思いますけどね。」

-悔しいですねぇ。じゃ検定試験で悔しいことって何かありますか?
「一番悔しいのは、合格点に1点足りなくて落ちるっていうことですかね。60点合格の試験を59点で落ちるっていうのは、30点で落ちるっていうことの5倍ぐらい悔しいですよ。逆に気持ちいいのは合格点ギリギリで合格するっていうのが気持ちいい。」

-ギリギリなのにですか?
「満点て言うのもいいんですけど、合格には違いないのでギリギリが気持ちいいなっていう。狙ってやってるんじゃないですけどね。これだけたくさんの資格試験を受けると、いかに少ない労力で合格するかっていうのが重要になってくるんです。」

-鈴木先生の人となりをたくさん聞き出せたので、ここで先生から見ることわざ検定ってどうですか?
「元々ことわざは非常に好きだったっていうのもあるので、資格マニアじゃなくとも受検してたんじゃないかなとは思いますね。」

-ありがとうございます!
「僕は大学の学部は理系なんですけど、国語は割と得意で。そこも今になって思うと試験攻略の発想だと思うんですけど、僕は東大入試は、国語で受かったと自負してるです。国語は配点も低いし、理系の人にとっては捨て科目なんですけど、僕はそこを頑張ったんです。入試試験が近づくころには、数学や物理で得点を底上げするっていうのがだんだん難しくなってくるんですよ。で、今まで食わず嫌いだった国語を勉強して、他と差をつけるっていう風に考えてやったんですけどね。」

-なるほど。伸び白がある分野を伸ばすと。
「小さい頃から何かしら本を読むのが好きで、ことわざの本もよく読んでましたね。ことわざって何て言うか語感が好きなんですよ。例えば『ナポリを見て死ね』とか(笑)、すごく言い切ってて」

-死ねって言っちゃってますもんね(笑)
「意味的に面白いのはもちろんですが、言い回しが好きだったりするんでしょうね。『這っても黒豆』とか面白いなって思いますしね」

-先生は創作ことわざってどう思いますか?答えのない設問て他にないと思うんですけど。
「採点基準さえクリアになっていれば、問題ないし、面白いなと思います。」

-なるほどなるほど。
「ことわざには詳しい方だと思ってたんですけど、一部分だけ隠されて虫食いなんかになってると『あれ?なんだっけ?』ってなる、あれ?って思う所はことわざ検定の面白さかなとかって思いますよね。例えば動物が出てくることわざとかって『狐だっけ?貂だっけ?』みたいに迷ったりしますからね

-次回はもちろん3級ですか?
「3級を受けますね。こと検ガイドブックの下巻から出てくるなら受かるなって感じます。試験範囲が明確ではない検定って苦手なんですけど、しっかり範囲を示してくれてるので自信あります。」

-合格宣言!
「満点は難しいかもしれないけど、合格は間違いないと思いますよ。」

-楽しみにしてます!1級まで受けてくださいね。
「挑戦はし続けたいんで、もちろん受けますよ。」

-貴重なお話たくさん、ありがとうございました!
「ありがとうございました。」

終始クールな面持ちなのに、不思議と嫌味じゃない。
素敵な好青年なのに、超がつく天才。
しかも既に4級を取得済みです。
今年8月5日の検定試験も既にお申込み済みで、こと検スタッフ一同楽しみにしております。
お申込み締切まであと4日!あなたのことわざ力見せてくださいね。

鈴木秀明先生の本が7月20日に発売になりました。ぜひご一読下さい!

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